Re: 大学そばの懐かしの食堂
学生の味、ってジャンルはあると思う。 |
返信 |
Reply 思考の泡 |
「自分はコレで育った」という、まあ、いわゆる実家の味みたいなものはほとんどの人が持っているとして。
手作りかどうかは問いません。オレの知人なんか「中村屋の肉まんで育った」と言い切ってますし。
中高生くらいでファーストフードやフードコートやカラオケに行き始め、働きに出たり大学に入ったりしたら飲み屋も覗き始め。その頃だけの、一過性の、想い出の味。
地方色が豊かってほどでもないんだけど没個性でもないローカルなインディーズの、冷静に喰えば別に驚くほど美味いってわけでもなくて。あの感慨は何なんだろう。
結局、オレはアレでできているんだろうか。
一方で「学生の頃から50年通ってます」みたいな店がある人って幸せだろうな、とも思う(そこのコミュニティに属し続けられているという点まで含めて。だって絶対そのうち客同士で元カノの話を暴露されたりするもん。あるいは妙なマウンティングをかましてきたり)。
もちろん、自分の修行とか下手するとバイトとかで入って結局継いじゃってずっとそこ、みたいなケースは除きます。それもそれで幸せだろうけども。
以下なし崩し的に蛇足。
いわゆる料理人(名を成した)が遅くとも15歳とか18歳とかくらいまでにその道に入ってるのって実は理由というか原因がちゃんとあるらしく、つまり、それより遅いと、基本としては何を作ってもオフクロの味になっちゃうんだそうで。
言われてみればそんなもんなのかもしれない。
投稿者 zig5z7 | 返信 (1) | トラックバック (0)