Re: これは効かないハズ
フォーカル「プレーン」 |
返信 |
Reply |
カメラはわりと好きだけど写真の原理に詳しくない素人の戯れ言としてお聞きください。
画角がある程度狭い場合、ピントって、球面じゃなく「フィルムと平行な平面」に合う「と知覚してる」気がするんですが、どうなんでしょうね。
この画像の場合、最もミニチュア感が出るのは手すり際の人間(と、手すりそのもの)であるのは自明なのでそこを狙い撃ちすることになると思います。
一方、橋脚は「地表との接面」に対して垂直(=地球の中心から放射状)に立てる(建てる?)はずなので(大規模な吊り橋なんかは、間隔で言うと根元よりてっぺんの方がちょっと開いてるはずではあります)、ということは、カメラを「垂直」に(=光軸を「地表」と平行に)構えた場合、橋脚はフォーカルプレーンと平行になる「はず」です(厳密には地球が丸いため平行にはなりませんが、そう考えて実用上差し支えないかと思います)。
なので、画像を上下にぶった切ってぼかすだけだと効いてるんだか効いてないんだか確信が持てない画像になるのではないか、と思いました。
そこから水平方向に伸びる路面(と、その支えとなるトラス構造)が一様にボケているせいもあるかもしれません。
さらに、いくら「フィルムと平行な平面」と言ってもあまりに視点からの現実の距離が違いすぎると当然遠近感を意識せざるを得ないので、橋脚なら橋脚で上の方はまた別のマスクでちょっとアレするとか、そのへんがティルト/シフトレンズの収差などと相まってオモチャオモチャするのではないかと。
カッコだらけですげえ読みにくい文章だ。
投稿者 zig5z7 | 返信 (0) | トラックバック (0)