とはいえ、世代を超えて「解っておいてくれよ!」って思う元ネタもあって。ネタって、広範囲に周知された実績がないとネタとして成立しないではないですか。(いや、そうでもないか?)『膝フジツボ』や『ピアス穴から糸』みたいに、世代を超えて周知されていて、知らないほうがマイノリティみたいな、そういう基本として嗜んでおいて欲しいネタってあるではないですか。
こないだ、うちの職場の50代職員が30代職員に、8時になったときに「八時ダヨ!(いかりや長介風)」って振ったのに完全無反応で。話をしたらガチでわからないって。オレたちひょうきん族なら名前くらいはしっている、とか言われて。衝撃でしたよ。ああ、せめてこのくらいはバラエティ番組の金字塔として嗜んでおいてくれよ、とか、勝手に思ってしまって。うーん。まぁでも観てなきゃわかりっこないか。でもなぁ、うーん。
物語シリーズは特に高齢者向けのネタの仕込みが多いのですが、あれって誰が仕込んでるんだろう。
暦物語の月火回では『欽ドン!』の舞台セットが現れたり、傷物語では二・二六で襲撃された朝日新聞の旧社屋と日劇が描きこまれたり。遊び心、といえばそこまでですが、もう誰に向けて作ってるんだかわかんねぇなぁ・・・
以下、勝手にヤングにもわかっていて欲しいネタ
・カックラキン大放送の、OP・EDで開閉するコーヒーカップ(あれはサザエさんの果物から出てくるネタに準ずるものだと思う。)
・「倍率ドン・更に倍」
・ウィークエンダーの「てっ・てれって・れってー」っていう効果音