このくらいは見逃してくれぇ | zig5z7 | sa.yona.la ヘルプ | タグ一覧 | アカウント登録 | ログイン

Re: メディア芸術祭行ってきた。そして、もんもんしている。

このくらいは見逃してくれぇ

返信

・これ、即アウトなのはわかってやってます。そもそも弄ってるし。

お好きな作家であることも重々承知。個人的にもこのくだり(原典の)は本当に好きで本当に吹き出したんで、このコマ群だけを公開投稿で切り出して未見の方に政治的な先入観を植え付けることは本意ではないんですが、我慢しきれず。平にご容赦。


tum6upt5


・プレゼンって第何次産業なんだろう。

「よかったです、おもしろかったです、すごかったです、(ガルパンは)いいぞ」で賞を贈るわけにはいかないのもわかるんで、わかるんですけども。特に大衆芸能って難しいと思います。何がしかの理屈を、大衆がとりあえずは納得するような理由をつけなきゃいけない。


・ただでさえ印象批評の根拠って「印象」しかなく、さらにオレの教養や語彙はすごくいびつに偏っているので単なる感想やそれ未満くらいのことしか言えないのがもどかしいです。

まとまらず。


・もう、グッドデザイン賞扱い、モンドセレクション扱いの方が逆に健康的だろうか。芸術祭、「祭」だし。国費だけども。

であれば、いっそ、フィンランドだかスウェーデンだかどこだかみたいに国策としてヘヴィメタルを推す(!本当)くらいまで突き抜けてしまうのはありかもしれん。


・今回の「花とアリス殺人事件」もそうですけど、どうも、やっぱり、ビッグネームが強いような気が。

次回は落語心中が何かしらの賞(大賞まではいかない)を穫ると思います。伝統芸能の世界をうんたらかんたら、って。落語も今やハイカルチャーだし。


・iMac6台のやつ、あれこそ当時のハードとOSでも見たかったです。全部iMacだけだと箱庭感がすごい。でもあれは今の環境で無理やり動かしてるところがいいのかしら……。その箱庭感もコンセプトの一部で、あれを「今」動かしてます、って。そうなんだろうな。古いアルバムの中ぁに、隠れて、想い出ぇーがぁいぃっぱぁーい。

案外、実は「作者が昔の環境を用意するのを面倒がったから」とかそんな理由だったりして。動きゃいいんでしょ?って。


以下蛇足。

「芸術家」と「芸人」って、語としてのニュアンスが違いすぎると思うんです。アーティストも、なんか、やだ。

うまいこと間を取った、こぉ、社会的な地位ってないもんだろうか。「芸事師」とか。


蛇足2。

大衆文化のひとつの極北として「MAD」というのがありますが、「狂歌」というのもあって、洋の東西を問わずキチガイ的な意味を含む言い回しになってるのがちょっと面白いな、と思いました。

ってこれ調べてないんですけど和製英語だったらどうしよう。考えれば考えるほど和製英語っぽい。

投稿者 zig5z7 | 返信 (1) | トラックバック (0)

このエントリーへのトラックバックアドレス:

Re: このくらいは見逃してくれぇ

ちがう、と言い切れないところが、ジャパン。

返信

6巻の見所は、お付き合いが決まったときの文ちゃんの変顔。最高。

「これでも一晩考えたのよ?寝てないの」という、あーちゃんの言い回しの心を鷲掴みにするかわいらしさ。

志村作品の、ここぞ、というときに放たれる、台詞の『ストン、と落ちる感』がたまらなく好きです。


さておき。

そこですよそこ。オリンピックのエンブレム騒動の時に問題になったように、結局は村組織の権威団体がお墨付きを与えることが芸術の指標になっている事実。確かに権威者というのは広く専修的な知識を蓄積しているのかもしれません。その為に人生においていろいろな努力を払ってきた人なんだろうというのもわかる。業界組織だってそう。そういうことを長年専門にやってきているという自負と実績もわかります。でも、マンガやアニメって芸術であると同時に大衆娯楽であるはずです。審美眼がないからという理由で、斜に構えていない人間の評価が全く反映されないのは健全では無い、と思うのです。


>「よかったです、おもしろかったです、すごかったです、(ガルパンは)いいぞ」で賞を贈るわけにはいかない

真にそうなんですが、でも、腹を抱えて笑ったり、嬉しくなったり、元気になったり、そういうエモーショナルな反応だって評価すべき項目ではあると思うんですよね。横暴に言えば小並感、みたいな部分。何も考えずに作品に接して受けた結果の印象評価もそれなりに含めるべき。


まぁ、あそこが『芸術的要素』だけを評価する場である以上、自分が言っていることが的外れとしか言いようが無いのはわかっているんですけど。でもちょっとすっきりしなかったんです。そういう気分だったんです。ごめんなさい。


>もう、グッドデザイン賞扱い、モンドセレクション扱いの方が逆に健康的だろうか。

この両者くらい突き抜けて内情が世間に露見している『賞』であれば、消費者も気休めでしかないのはわかっていますし、権威としてはISO9001レベルで機能していないので、ある意味アリといえばアリな気もしますね。

もう、あらゆる賞は主催団体、というかスポンサーの名前を冠することを義務づける、というのはどうでしょう。どこの利権で押された作品か、一目瞭然になるように。


落語心中は同意・・・きっと今年のSHIROBAKOの位置に納まるでしょうね。

あ、あと、断言。秋にこうの史代さんの『この世界の片隅に』の映画が完成したら、確実に入ります。過去にマンガ部門でメディア芸術祭に入っていますし。もう約束された勝利がひしひしと。作品に罪は無い。でもそこに乗っかりたがっている権威がイヤなんじゃボケェ(完)

投稿者 sbifb4 | 返信 (0)

API | 利用規約 | プライバシーポリシー | お問い合わせ Copyright (C) 2024 HeartRails Inc. All Rights Reserved.