いまさらクロックス買った |
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所ジョージがコンバースのオールスターの白いハイカットを称して「誰が履いてどんな乗り物に乗ってもそれなりに似合う魔法の靴」と言っていたが、それに倣えば「上に何を着てどこにいても、程よくマヌケに見える魔法のサンダル」クロックス。
ああいうの楽そうだな欲しいな欲しいなと思いつつ早幾年。気づくといつも夏は過ぎ、冬に買うのもねえ、と思って次の夏へ、というサイクル。
買う前にレビューを探してみたけど、冷静なのがあまりない。
近年のブログの流れで、変な広告まがいのやつばっかりひっかかる。
じゃなきゃもう、かなり信者的なやつ。かわいいとか楽とか、好き好きはもういいから。
で、苦手な方は「デザインがひどい。嫌い」なのでそもそも試しもしてない。
でも仕事を換えて、仕事場での履物がかなり自由になった。しかも暖房がけっこうすごい。
なので、店が近くにあることもあり、試しに買ってみた。
買ったのはyukonとcrocbandなのでそれ前提でお読みください。
履き心地というか歩き心地/立ち心地は、新しめの公園にたまにあるような、ふかふかブニブニした舗装みたいな感じ。
どこを歩いていてもどこに立っていてもああなる。体重にもよると思うけど、あのアタリが靴下直下にあると思っていただければ大体そんなもんです。確かに楽。
通気性に関しては、空気が冷たいだけの夏という感じ。
穴だらけなので通気性はあっても、中敷がないので吸放湿性はないんです。これは靴下に頼るしかない。
言い方は悪いけど、真夏にフローリングの部屋で足の裏に覚える違和感ってあるでしょう、あれが靴下直下にある感じ。横に穴がないタイプ(zig5z7が買ったやつだとcrocbandがそのタイプ)は特にそうです。
ゆるめのサイズでがぱがぱに履くのを推奨してるのはそのせいもあると思う。足の裏って思ったより汗かくんだな、と気づいた。個人的に盲点でした。足先、もっと言えば指の間だけが蒸れではないんだな、って。
なので、立っている時間がそれなりに長いけど運動量そのものはそんなにものすごくはない、座ってる時間ももちろんそこそこ長い、という人は試す価値あると思います。
座ってる時に踵をはずしてカポカポすればいい、という前提で履ける人向けです。
特に男性は普段履きの靴で踵をカポカポする習慣がないしね。女性はたまにやってますが。女性用でヒールのある靴って、底の通気性/吸放湿性は相当犠牲になってると思うし。
医療関係者に人気が出たという理由もうなずけました。
その時に重要になってくるのがストラップなんだけど、このサンダルは足形にやや癖があるようにも思うので、踵を固定して履きたい人は、ストラップの長さをいじれるモデルを買った方がいいです。
特に、人差し指が親指より前に出ている人(zig5z7がそう)。
中の幅はけっこうあるので、前後をぴったりめで決めても歩く時に足が結局左右に泳いでしまい、人差し指が中で突っかかるんです。
こういう人は、ストラップ使うのを前提に、中底の形はあまり気にしないでサイズ大きめのを緩めに履いて、踵だけストラップで何とかする方向で考えた方がいいかもです。これなら歩いてる時は多少足裏カポカポするし。
ただし、この履き方だと、踵を擦って脱ぎ履きするのは相当やりづらいです。
なお、可変ストラップがないモデルが欲しい場合は交換用ストラップを別に買うのも手かもしれませんが、もちろん、それはそれで、そこまでするかって話にはなります。
逆に、スリッパ感覚で履くと決め打ちにできるなら、ぴったりめのサイズでもいいかもしれません。
踵というか中底の後ろ側がけっこう迫り上がっているので、小走り程度なら足の指でサンダルを下駄っぽく掴むことである程度対応できます。
が、通販で買うなら、迷ったら大きめが安全です。一体成形なので、当然、足の甲側にも吸放湿性はないし。
ということでyukonはがぱがぱのストラップ締め、crocbandはスリッパ、を想定してサイズを違えて買ってみました。
この運用でしばらく行きます。
投稿者 zig5z7 | 返信 (0) | トラックバック (0)