ある知り合いの悩み。 |
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そいつが好きになるものが、ものすごい確率で、よくて発展的解消、悪いとただ普通に消えてしまう。
バンドの解散は数知れず、食い物飲み物はすぐ終売になり、マクロメディアは仇敵アドビに身売り。
そいつのもともとの仕事は品証の現場だった。
電気製品をわしづかみにして「どれどれ」と思い切り捻ったり、「じゃ、ちょっと投げてきますね」などと言って階段の一番上から放り投げたりする仕事。
で、そいつが投げると、なぜか壊れるんだそうだ。
他の人が叩き付けても何ともない部分が、そいつだとただ落とすだけで壊れる。
どーするこれ壊れたぞ、設計の方に報告しとくか、などと品証部門で寄り集まって相談し、でも予算やらデザインやらの都合で、んーでもまあ大丈夫だろ、なんてそのまま売っちゃうと、やっぱりその部分が壊れて修理に帰ってくる製品が有意に多いんだとか。
だから壊れるって言ったじゃんと。
それ、もう血だから諦めなよ、って言うしかなかった。
じゃなきゃもうちっと手加減して好きになってあげなよ。
ちなみにそいつは事業縮小/統合の憂き目にあって正々堂々と会社都合で退職し、次に勤めたとこもそうなり、いまは全然別の仕事をしています。
投稿者 zig5z7 | 返信 (0) | トラックバック (0)