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めんどくさみ - 形容詞の名詞化接尾辞: 「-さ」・「-み」・「-め」と「-き」について

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なぜか台湾の学校のサイトにあった考察。

「悲しさ/悲しみ」はどちらも単語としてあるのに「嬉しみ」がないのはなぜだ、みたいな話。


形容詞の名詞化接尾辞: 「-さ」・「-み」・「-め」と「-き」について

(PDF) http://www.tf.tku.edu.tw/files/publish/274_b439b728.pdf


要約
本稿は日本語形容詞の名詞化接尾辞「-さ」と「-み」、および、名詞化接尾辞的な機能をもつ「-め」と「-き」の意味内容・語幹と接辞の間における共起関係・派生の生産力・レキシコンでの処理方式などについて探索する。
「-さ」が基本的に形容詞が表す属性の数量や程度表現であるのに対し、「-み」 は形容詞が表す状態の具象性や比喩性に関する表現であることを指摘する。
名詞化接尾辞的な「-め」が口語で次元形容詞の程度や傾向を表す名詞として使われるのに対し、「-き」は文語や文語めいた文脈の中で一般の形容詞語幹に使われることを指摘する。

同上


・「派生の生産力」っていいですね。

・3つめがよくわからなかったけどこれは「ごめん今オレかなり眠めだわ」とか「眠きは我」とかそういうやつか。

この「き」は、口語だとほぼ「の」か。「この店で一番高いのをくれ」等。

もっとも「の」は語幹には付かないし、「高いやつ/高いアレ」だったら形容詞と名詞にはっきり分離するけど、「の」だけで名詞と言うのも無理がある。


本文は、斜め読みだけど結局「少なくとも、現代の日本語を観察しただけでは、規則はよくわからん」らしい。ですよねー。


藪の中に分け入って早速逸脱する。

ある日本語教師の考察。

『自由の女神』は、自由を守ってくれる女神、
『自由な女神』は、女神様自身が自由だということ。

接辞関連(2)


どうしても、女神が台座を飛び降りて、浮かれて裸足でビールを飲みにいく画が出てくる。ほんと自由ね女神、あるいは自由の化神。

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