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物語執筆用のオープンソースソフト oStorybook

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物語を書くにあたって管理する情報は、種類や量も多いだろうし「種類の分け方」も多いだろうと思います。

それらを、(できるかぎり全て)タブというかパレットとしてまとめて格納しておいて、各パレットの中で適宜書いていくソフト。


oStorybook

http://ostorybook.tuxfamily.org/?lng=en

Win・Mac・Linux対応。Javaアプリ。


インターフェイスが奇ッ怪。個人的に違和感の強い挙動が多いです。

中でも致命的にうっとうしい挙動が、あるパレットの内容を書き換えて「適用」して「OK」してもその内容が他パレットに即時反映されないこと。「パレットの中に入る時はまず手動でそのパレットを再読み込み」を癖にする必要がある。

他にも、ダウンロードして展開すると「Contents」というフォルダが出てきて、その中のこれを引っぱたかないと起動しない等、細かいところでいくつか。

こういうのは、オープンソースだから文句あるなら自分で改造しろ系だろうな。


レイアウトの自由さ/奔放度は変態レベル。

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画像ではパレットを1つ切り離す程度で穏健に並べていますが、やろうと思えば全部切り離してバラバラにできるし、あまり使わないパレットは閉じておくこともできるし、親ウィンドウ内で全部開いて10ペインとかもできる。やろうと思えば。

ただし「本文を書くエディタ」は一度にひとつしか開けず(画像での最前面)、開いている間は他の情報は修正できません。これは多分、本文を書いてる最中にその背景となる設定の方をいじくり回しはじめるとロクなことはないぞという意味なんでしょう。


これらに慣れられ/我慢できれば、機能自体はかなり充実してる感じです。日時や所持品の管理もできるし、人物相関図のようなものも書いておけるっぽくて、「ストーリーライン」を複数作れるからマルチエンディングのシナリオなんかにも対応できそう。アイデアをまとめるだけのパレットや進捗管理専用のパレットもある。

キャラクターやシーンの設定をガッチリ作りこんでから書き始めるタイプの人にはおすすめかもしれません。オープンソースなのでもちろん無料。

ただ、正直、「こうであらねばならない」が多すぎて船が山に登ってる感はある。


以下、蛇足といえば蛇足。

登場人物の性別が男女いずれかしか選べず、しかもデフォルトだと「男」になってしまうのはちょっと驚いた。オープンソース界隈はその辺わりとポリがコレかと思ったら。もっとも、キャラの中でなら「属性」はいくらでも増やせるので、そこで管理してもいいのかもですが。先の画像参照。

でもこれだと性別がないキャラ(そのへんの石とか)を出しにくいし、性別が5種類くらいある星の話も書きにくい。ここは任意にして欲しかった。使わないフィールドは非表示にできたらいいのに。

これも文句あるなら自分で改造しろ系だろうな。

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