倍返し |
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思考の泡 Amazon |
・ http://kotoripiyopiyo.tumblr.com/post/63412710322/3
・「目には目を」というのはつまり「片目を潰されたからといって両目を潰すまでやり返してはいかん」という法でもあることだし、ほどほどに、だ。
倍返しの応酬は、ルーレット等の倍々メソッドと同じくらい不毛。悪意のポトラッチ。だって単純に考えて向こうが先手で5往復してから6の往路が来たのを打ち返すときなんか2000倍を超えるぜ。
オレは自分では性悪説を取ってると思ってるんだけど実はそうでもないんだろうか、あるいは単に日本人なだけだろうか。
・コストパフォーマンスを追求しすぎると恩着せがましくなる。
・「谷川俊太郎の33の質問 (ちくま文庫)」という本があって、それは文字通り谷川俊太郎が33の質問を作って著名人がそれに答えるという対談をまとめたものなんだけど、質問の中に「最大の感謝の念をどうやって伝えるか」みたいなものがあった。
本人が自分で答えてる分も載ってて、「その人の言うことを、なんでもきく、という方法があると思うのね」のような答え方をしていた。
これはn倍返しではないのです。無限は何倍してもやっぱり無限のままというか、例えば、何か施した側は単なる気まぐれの暇つぶし程度にしか思っていなくても、受けたほうはそれで「全て」を「完全に」救われたと思ったら無限で返すしかないし。
最大の、というところに罠がある、と看破してるひともいた。
投稿者 zig5z7 | 返信 (0) | トラックバック (0)