スケール感、あるいは建築模型とGoogle Earthとアニメ |
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思考の泡 |
・前に、建築家と、その人が設計した家の話をしたことがあって。
建「ほら(屋根パカッ)」
z「わぁー…」
建「建築模型ってみんな好きだよね」
z「やっぱみんな好きですか」
建「自分でもこれ作ってる時楽しいもん」
z「そうなんだ」
建「忙しくないときは、ね」
・別の建築家。
建「これです。実際に建ってるのは(模型作ったあとで)ちょっと形変えたんで若干寸詰まりになってんですけど」
z「ほほう。…これ人はどんくらい(の大きさ)なんですか」
建「こんな感じで(3DCGでばっちりレンダリングした内部に人を合成した画像を見せる)」
z「おおおー(模型と画像を見比べて模型をぐるぐる回したり窓から覗いたりキャッキャ)」
建「うちらは模型とか図面とか見たら頭の中で自分をその大きさにして建物に入ってけないと仕事になんないんですけど、お客さんはそういう人ばっかりでもないから、こういうの(画像)は用意しますね」
z「あのなんか白い車とかじゃ結局わかんないですよ、やっぱ」
建「あー、ねえ」
・Google Earthで場所を探してズームアウトして移動してズームインして、って、あれ、人間としての自分のスケール感が一瞬おかしくなる。
あ、あれで旅行するようなサービスってあるかな。出発地と到着地を入れると乗り継ぎが全部出て、まあストリートビューみたいなのをざっと舐めて、飛行機ならその便に乗ったことがある人が公開した機内食画像とかが時間経過ごとに出て。駅や空港の内部も諸々支障ない程度に出て。
リアルタイムモード鬼畜ね。離陸したが最後、10時間空ばっかり。でもたまーーーにオーロラ出たり。
・アニメや漫画で、登場人物が和室にいる(特に、寝っころがってる)シーン、いやその畳でかすぎるだろ(あるいはその人間小さすぎるだろ)って思うことがたまにある。
普通の人が畳に縦に寝て足下が1/3くらい余ってるってことは通常ないのです。
・最初の建築家が言ってた豆知識。
模様替えをするときは、八畳間なら八畳間でまず紙に真四角を描いて、つまり正確な形の床面を描いて、タンスとかコタツとか寸法測って「別の紙に描いて、それを切り抜いて並べる」が結局いちばん早い、そうです。
形とモノだけ描くと、四畳半にタンスとベッドとコタツと机とピアノを入れちゃったりするので。
投稿者 zig5z7 | 返信 (1) | トラックバック (0)