募金箱はソーシャルネットワークの夢を見るか |
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1月15日から行っていた「3000円以上を慈善団体に寄付した人に、iPad2をプレゼントします」の企画が、昨日終了いたしました。
現状、僕の把握している限りでは、総額72万5300円の寄付が慈善団体に行われたようです。
寄付は確認が勝手に振り込みたい所に行って、僕の所にはレシートだけが送られてくるので、僕には一切お金が流れないノー中抜きルールです。 ここでは、レシートなしの自己申告等は、参加レギュレーションの3000円としてカウントしています。
僕がiPad一台分の費用を出費することで、「iPad1大分以上の寄付を捻出できるのか?」という社会実験、今回はレバレッジ10倍という成果がでました。 普通に寄付をするより、寄付をゲーム仕立てにしてみんなで寄付をするほうが、効率よくみんなで寄付ができるようです。
街頭募金って「時給で働いた分を全部寄付した方が早いかどうかの試算はしたのか」と思うことがあった。
この実験は、うまくやれば自腹と募金の間を取ることができる、というひとつの例になっている。
・ちゃんと自腹を切っていることがポイント。
・乗る側の寄付の行き先を指定してないのもポイント。「自分に寄付されてしまうことを防げない」などの穴はあるけど、それ言っちゃキリがない。この人は、まず思いついて、実験をした。
・有名人でホームグラウンドだからここまでできた、というのはあると思う。(アルファブロガー・アワードの受賞者が自分のサイトでやっている。定期的に来るような読者は、筆者の考え方にある程度慣れている)
・口コミだってソーシャルなネットワークには違いないので、よく考えれば、ネットだからと大騒ぎするほどのことではない。
夢を見るも何も、基本的に正夢。
主に、質ではなく量の問題。情報の伝わる速度や範囲が募金箱時代とは桁違いで、お金を移すシステムの普及度も募金箱時代とは桁違いだっただけ。
ただし、「量が質を凌駕する」という部分も桁違い。
投稿者 zig5z7 | 返信 (0) | トラックバック (0)