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iPadみたいなものとPCとの違い

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PCは「ファイル(=書類)のためにあるもの」な気がする。

それをどうにかするためにアプリがあって。


iPhoneやiPad、Kindle、携帯電話でもそうだけど、その他そういうものは、まずアプリがある。

そのアプリの上や中で何かする感じ。


うまく言えないけど、ファイルの流れだと、3ds maxで作ったアニメとLogicで作っておいた音とPhotoshopで描いたタイトルとIllustratorで組んだスタッフロールをAfter Effectsに持っていって、みたいなのって、まだ携帯では完結しにくいでしょう。

音なら音だけとか、絵だけとか、そういうのはかなりのところまでできるようになってきたけど。

そもそも3ds maxはWindows版しかないしLogicはMac版しかない。

だめだ話がずれてきた。


早くも死語になりつつあるネットブックはPCの延長。

結局、小さいパソコン。プラットフォームとしての「使え方」がPCとあんまり変わらない。


ビューアやエディタならシングルタスクでいいし、だったら携帯デバイスでもいいのよね。

ある書類をどうにか加工して別名や別形式で保存する必要がない。見られて上書き保存ができさえすればいい。連携なんかできなくていい。

ゲームもそう。処理能力やインターフェイスを考えに入れなくてよければ。

だから、そういうのを使うだけならPCいらない。


ふつうのひとがパソコン買って、さて何しよう、ってなった時、広告ではあれもできればこれもできます、みたいに言ってたのにいざ買ってみると何していいのかわからない、って部分は地味に大きいと思う。

ファイル主導だと、プリインストールのアプリはデフォルトだとすっからかんだから、それなりに創造性がないと使えない。

というか、使いこなそうという気になりにくい。


アプリ主導だとそれがない。

とりあえず何か立ち上げないと始まらないからとりあえず何か立ち上げる。

ユーザの導き方をすごく煮詰めてあるアプリだと、そこからすぐ何かが始まる。


家計簿をつけるのが携帯、家計簿を作るのがPC。

なんかちがうな。でもそんな感じ。

うまく言えない。


そういう意味ではWebアプリってかなり特殊。

何をするにもいっぺんWebを通す。アプリで言えばWebブラウザ(時に、専用の)を通す。

瓶の中で船の模型を作ってる気になる。

逆か。瓶の中に入って、瓶の口から手を出して、瓶がある部屋の中に模型を作ってる気になる。

これはローカル保存信者の旧い考え方なのかもしれない。


ショパンは携帯の、それもユーザ派だろうな。

ピアノという有限の中に無限を見ていたんじゃないかと思う。

前提というか縛りがある。そして、それを不自由だと思っていない。有限の中の無限を信じている。

ベートーヴェンはPC側のデベロッパ派だろうな。

想い描いた響きを、ある時はピアノ、ある時はオケ、その他、歌でも楽器でも、とにかく何でどう映すかを見ていたんじゃないか。無限を有限に落とし込めると信じて。

もちろん、どっちがえらいとかそういう話ではない。


ちっともまとまらないのでここでやめます。

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